側弯症について

側弯症

側弯症は、脊柱(背骨)がS字状に曲がる状態を指します。成長期にあたる10~18歳の若い人に多く見られますが、大人でも発症することがあります。原因はさまざまで、生まれつきの場合や不良姿勢から起こる一時的なものの他に、神経や筋肉の疾患による影響などがあります。

 

側弯症の症状

側弯症の症状

側弯症の主な症状には、背中や腰のアシンメトリー(左右の違い)、肩の高さの違い、骨盤の傾き、姿勢のゆがみなどが挙げられます。また、服やズボンが片方だけ異常に合わなかったり、脊柱の弯曲が目に見えたりする場合もあります。

 

症状が軽度の場合は日常生活にほとんど影響を与えませんが、重度の場合は身体の不快感や外見の悩みが生じることがあります。痛みや呼吸困難が起こる場合もありますが、これらの症状は必ずしも全ての方にあらわれるわけではありません。

側弯症の原因

側弯症の原因

側弯症には、機能性側弯という一時的な側弯症と、構築性側弯という本当の意味での側弯症があります。機能性側弯は、何らかの原因により一時的に生じた側弯で、椎間板ヘルニアなど痛みによるものもあります。構築性側弯は、脊椎のねじれ(回旋)を伴った側弯で、簡単には元に戻らなくなった状態です。

 

構築性側弯の中には原因のわかるものとわからないものがあります。原因がわからないもので特発性側弯症があり、側弯症のうちおよそ80%を占めます。

 

年齢による分類

乳幼児期側弯症

3歳以下で発症し、男児に多い

 

学童期側弯症

4~9歳に発症し、進行する例が多く見られる

 

思春期側弯症

10歳以降に発症し、女性に多い

 

病気などの原因がわかっている側弯症

先天性側弯症

椎骨に生まれつきの形成異常があるため発症する側弯症

 

神経・筋原性側弯症

さまざまな神経や筋肉の病気が原因で発症する側弯症(脊髄空洞症、脳性麻痺、筋ジストロフィーなど)

 

レックリングハウゼン病

特有な色素斑、皮膚腫瘍などにより診断される神経繊維腫症による側弯症

 

間葉系疾患による側弯症

血管や結合組織の生まれつきの病気による側弯症(マルファン症候群)

 

その他の側弯症

放射線治療、やけどなどによるケロイド、骨系統疾患、感染、代謝疾患、脊椎の腫瘍などによる側弯症

 

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